06.11.23 up

 

無題転載! 今回は、北海道新聞のホームページより転載させていただいた。当会としても宮の森の景観と道(みち)の観点から、当地のマンション問題、地区計画問題には大きな関心をもってきたものである。

 札幌・宮の森緑地北地区 
建物15メートル以下に制限

道新HP「札幌圏ニュース」(11月14日)より転載

 札幌市中央区の「宮の森緑地北地区」の住民が提案し、区域内に新たに建てられる建物の高さを原則15メートル以下に制限する「地区計画」が15日、市都市計画審議会に諮問される。同意が答申され、12月にも正式決定される見通し。住民の提案による地区計画は、2005年2月の南円山地区に続き二例目となる。

地区計画は一定区域内の建築物の高さや用途を、市が定める都市計画の一つ。地権者、業者と協議して市が策定するのが一般的だが、「地権者の3分の2以上の同意」などを条件に、地権者(住民)が提案することができる。

今回は、「宮の森の環境を守る会」(秋山真澄世話人)に加わる地権者9人が提案した。対象は道道宮の森北二十四通などに面した宮の森2条11丁目、3条10丁目−11丁目、4条10丁目の各一部計3.7ヘクタール。計画が決定されれば、敷地面積500平方メートル以上なら20メートルまでの高さの建物が認められるが、それ以外は15メートル以下に制限される。

同地区は北海道神宮や宮の森緑地に近く、一般住宅も多いが、現在は高さ27メートルまでの建物が建てられる。守る会は地区内に11階建てマンションの計画が持ち上がった二年前、住民らが「山並みや空が建物でさえぎられるのを防ごう」と設立。提案内容を決めるため、10回以上の会議を開いてきた。

同時にマンション業者とも協議を重ね、今回の地区計画でも例外として認められる20メートル以下の6階建てとするよう譲歩を引き出した。この業者を含め地区のほぼ全員、97筆の土地所有者から同意を得た。

守る会の秋山世話人は「計画は住民や業者など、みんなが真剣に、住みやすい環境づくりに向き合った結果です」と話している。(川原田浩康)

<写真:地区計画がまとまった「宮の森緑地北地区」。計画のきっかけとなったマンションも6階建てに抑えられた。=写真提供は秋山世話人