2004.2.8 up

2003年12月18日、「道はだれのもの?札幌21」は北海道新聞社の取材を受けた。年末特集『2003 元気印の人たち』の取材、鈴木理恵記者。掲載は12月30日、全道版、夕刊。

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『2003 元気印の人たち』、(リード) 今年も頑張った人たちがいる。それぞれの土地にしっかりと根を張って、地域への応援歌を発信しつづけた。2003年が間もなく暮れる。不況、凶悪犯罪、そして、イラクの戦火は今も消えない。地域で頑張る人たちを光明としたい。2003年、元気印の人たちを紹介する。


「道はだれのもの?札幌21」
中 心 街 に 自 転 車 専 用 道

 車優先社会を見直し、交通弱者の歩行者の立場で道路の在り方を考える札幌の市民グループ「道はだれのもの?札幌21」。歩行者と自動車との中問に位置し、どちらからも邪魔者扱いされている自転車の走行環境の改善を求めることで、歩行者、自転車、自動車の共存を目指している。
 1997年の発足以来、2003年は具体的な行動に移った年だった。8月には札幌市などとの共催で、大通公園周辺にある片側三車線の車道のうち、一車線を自転車専用道として仮設し、市民に走行体験してもらうイベントを実施した。
 200人以上の市民が参加し、「歩行者を避けたり車を気にしたりせず、スムースで快適だった」「自転車専用道があれぱ、交通事故は確実に減る。整備してほしい」との声が寄せられた。
 同グループメンバーの一人、秋山真澄さんは.「現在の道路がいかに自動車のために造られているか、歩行者や自転車利用者がいかに我慢を強いられているかということを、多くの市民に理解してもらえた」と話す。
 9月には同市内でフォ−ラムを開き、道路管理を担当する行政担当者と自転車を利用する市民約100人が自転車走行に関する問題点をざっくぱらんに話し合った。同グループの国松悦子代表は「車社会の見直しを訴えるのは難しい運動だと思ってきたが、市民と行政が具体的な知恵を出し合い、見直しに近づけた」と感じている。
 今後の目標は「交通弱者、特に子供たちに対し、『これなら安全』という明確なルールを示すこと。その一つが自転車専用道です」。メンバーは気持ちを新たにしている。  (鈴木理恵)

写真説明>車優先杜会を見直そうと議論を重ねる「道はだれのもの?札幌21」のメンバー

──以上、関係分